ベビーローションは顔に塗っていい?|顔と体で「分けなくていい」理由と正しい塗り方

ベビーローションは顔に塗っていい?|顔と体で「分けなくていい」理由と正しい塗り方

赤ちゃんの顔と体の肌は、実は同じ構造でできています。角質層の厚さも、皮脂の分泌量も、バリア機能の未熟さも基本的には変わりません。それなのに「顔に塗っていいのかな」と迷ってしまうのは、顔がいちばん目に見える部分であり、目や口というデリケートな器官が集まっているからではないでしょうか。結論から言えば、ベビーローションは顔にも塗って大丈夫です。ただし、顔には顔ならではの塗り方のコツがあります。「商品を分ける」のではなく「塗り方を分ける」。それが、顔の保湿ケアで大切な考え方です。

なぜ赤ちゃんの顔は「荒れやすい」と感じるのか

ベビーローションを顔に塗るかどうか迷う背景には、「顔のほうが荒れやすいのでは」という不安があるはずです。実際、頬のかさつきや口まわりの赤みは、体よりも先に気づくことが多い。でもその理由は、顔の肌が体の肌より弱いからではありません。

顔は「刺激の交差点」

赤ちゃんの顔は、毎日さまざまな刺激にさらされています。よだれ、涙、鼻水、食べこぼし、さらにタオルやガーゼでこする摩擦。体の肌は服という物理的なバリアに守られていますが、顔はこうした刺激に一日中むき出しの状態です。せっかくベビーローションを丁寧に塗っても、数時間後にはよだれで流れてしまったり、食事のあとにガーゼで拭き取られてしまったりするため、「塗ったはずなのに乾燥する」という印象を持ちやすいのです。

「顔が弱い」のではなく「顔の環境が過酷」

つまり、顔の肌そのものが弱いのではなく、顔を取り巻く環境が体よりも過酷なだけ。この前提を知っておくだけで、保湿ケアへの向き合い方が変わってきます。「顔用の特別なベビーローション」を買い足す必要はなく、全身用のベビーローションを顔にも正しく使えばよい、ということが見えてきます。

ベビーローションを顔に塗るときの3つのコツ

ベビーローションは顔にも使えますが、体と同じようにたっぷり塗ればいいわけではありません。顔には顔ならではの塗り方があります。

量は「体の半分以下」から始める

体に塗るときは500円玉1〜2枚分が目安ですが、顔に使う量はそのごく一部で十分です。指先にほんの少し取って、額・両頬・あご・鼻の5点に乗せてから、手のひら全体でやさしく広げる。ベビーローションを顔に塗るときは「足りないかな」と感じるくらいの量から始めて、必要なら少しずつ足すのがコツです。

目と口のまわりは「避ける」のではなく「そっと」

ベビーローションを顔に塗るとき、目や口のまわりを完全に避けてしまう方がいますが、実はこの周辺こそ乾燥しやすく、保湿が必要な部位です。目の際や唇には直接塗らないようにしつつ、目のまわり・口のまわりには薄くそっと広げるのが理想的。万が一目や口に入った場合は、すぐに水で洗い流してください。香料・着色料不使用で成分がシンプルなベビーローションであれば過度に心配する必要はありませんが、赤みや違和感が続く場合はかかりつけの医師に相談するのが安心です。

こまめな「塗り直し」が顔の保湿のカギ

体は一日1〜2回のベビーローションで保湿が持続しやすいですが、顔はよだれや食べこぼしで何度もうるおいが失われます。食事のあとや口まわりを拭いたあとに、ベビーローションをほんの少し塗り直す。この「こまめな補充」が、顔の保湿ケアではいちばん効果を発揮します。特別な商品を買うよりも、この塗り直しの習慣のほうがずっと大切です。

塗る順番は「お風呂→全身→顔」がスムーズ

お風呂上がりのベビーローションは、体を塗ってから最後に顔に塗るのがスムーズな手順です。体は面積が広いのでたっぷりの量を手のひらで一気に広げ、顔は最後に少量を丁寧に塗る。この順番にしておくと、体にたっぷり使ったあとの「手に残ったベビーローション」でちょうど顔に使う量になり、塗りすぎを自然に防げます。赤ちゃんが動き回る月齢になると、顔を先に塗ろうとして嫌がられることも多いので、手足や体に塗りながらリラックスさせてから、最後に顔に移るという流れも理にかなっています。焦らず、遊びの延長のようにやさしく塗ってあげてください。

「顔用」と「体用」を分けなくていい理由

ドラッグストアには「フェイス用」「ボディ用」と分かれたベビーローションが並んでいることがあります。でも、赤ちゃんの肌はまだ顔と体で大きな差がありません。(それほど敏感ということです)大人の場合は顔の皮脂量や角質の状態が体と異なるため「顔用」の意味がありますが、赤ちゃんは皮脂の分泌自体が少なく、顔も体もほぼ同じ条件です。

全身に使える一本のベビーローションを、顔には少量・やさしく・こまめに塗る。体にはお風呂上がりにたっぷりと一度で塗る。同じベビーローションでも、塗り方を変えるだけで顔と体の両方を適切にケアできます。わざわざ2本に分けるより、一本で統一したほうが、お風呂上がりの忙しい時間帯もスムーズです。

ただし、ベビーローションを顔に使うときに一つだけ確認しておきたいのが、成分のシンプルさ。体には問題なくても、目や口に近い顔に塗る場合は、香料やアルコールなど刺激になりやすい成分が入っていないベビーローションのほうが安心感があります。全身用として売られているベビーローションの多くはこの点をクリアしていますが、念のためパッケージの成分欄を確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

CHA&MOMのフィトセリン モイスチャーローションは顔にも使える

CHA&MOMのフィトセリン モイスチャーローションは、0歳の赤ちゃんから大人まで全身に使える保湿ローションです。顔にも体にも使えるのは、香料・着色料・アルコールを使わず、成分をシンプルに構成しているから。軽いテクスチャーで伸びがよく、顔のような狭い範囲にも少量で広がるため、塗りすぎを防ぎやすい設計になっています。

フィトセリン(植物由来の保湿成分)とクコの実エキス(CHA-LF)が肌にうるおいを与え、肌を整えます。「顔に塗っても安心なベビーローションが一本あれば、それで全身をカバーできる」。顔用・体用と何本も揃える必要がなくなり、お風呂上がりの保湿ケアがぐっとシンプルになります。CHA&MOMは、そんな「一本で完結する」保湿ケアを提案しています。

CHA&MOM フィトセリン モイスチャーローション

「顔にも使えるので、お風呂上がりにこれ一本で済むのが助かります」という声をいただいています(※個人の感想です。効果・効能を示すものではありません)。

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顔の保湿で気をつけたい季節ごとのポイント

赤ちゃんの顔は季節によって受ける刺激が変わります。ベビーローションの使い方も、季節に合わせて微調整するとよりケアが安定します。

冬場は外気と暖房の乾燥が重なり、頬のかさつきが目立ちやすい時期です。外出時に冷たい風に直接さらされる顔は、体以上に乾燥のダメージを受けやすくなります。ベビーローションを塗ったあと、頬や口まわりだけクリームを薄く重ねるダブル保湿が効果的です。夏場は汗とよだれが混ざって肌への刺激が強まりやすい季節。濡れたガーゼでやさしく拭き取ってから、ベビーローションを薄く塗り直してあげるのがポイントです。春と秋は花粉や砂ぼこりが顔につきやすく、外出後にやさしく洗い流してからベビーローションを塗り直すと、肌の負担を減らせます。離乳食が始まる時期には、食前にベビーローションを口まわりに薄く塗っておくと、食べこぼしの刺激から肌を守る膜になってくれることもあります。

まとめ ベビーローションは顔にも使える。「分けるのは商品ではなく塗り方」

ベビーローションを顔に塗っていいかどうか。答えは「はい」です。赤ちゃんの顔と体の肌は同じ構造であり、違うのは肌ではなく、よだれや涙にさらされる環境のほう。顔専用のベビーローションを買い足す必要はなく、全身用の一本を「少量・やさしく・こまめに」使うことで、顔の保湿は十分にカバーできます。顔は赤ちゃんの表情がいちばん輝く場所であり、親がいちばん触れる場所でもあります。毎日のベビーローションを塗る時間が、赤ちゃんの肌をすこやかに保つケアであると同時に、親子が触れ合うやわらかなひとときになれば、それ以上のことはありません。

ベビーローションの選び方全般については「ベビーローションの選び方|5つの視点」、赤ちゃんの保湿ケアの全体像は「赤ちゃんの保湿、おすすめはたった2つで完結する」もあわせてどうぞ。

この記事の監修

CHA病院グループ

CHA病院グループ

CHA病院グループは、韓国発の医療・バイオ複合体。CHA大学附属の病院網を中心に、産婦人科・生殖医療に強みを持ち、妊活から妊娠・出産、産後の母乳・メンタルケアまで一貫支援します。研究・教育機関と連携しつつ、旗艦のCHA Bundang Medical Centerなど国内に病院網を持ち、米国ではロサンゼルスのCHA Hollywood Presbyterian Medical Centerを運営。国際的不妊治療ネットワークも展開しています。

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